ふわりと座る腰つき、少し斜めに、テーブルにもたれかかる仕草。落ち着いた所作と細い声。白い胸元と同じ色の細い指を、軽く膝に置く動作その一つ一つが、不思議な世界観を持つ透明なオーラに包まれているかのよう。
切れ長の大きな目は、こちらを見ているようでいて、でも、まるでどこか遠いところを覗いているように定まらない。聖母のようにも、小悪魔のようにもとれる、奥行きのある瞳。
白く清潔感のある肌は、指の滑りも良い。
丸い乳房は、多分多くの男たちの口に含まれた記憶もない。
愛する人と、ただずっと一緒にいたい・・・・強く望み、それをかなえたのだけれど、毎晩遅い夫を、ただひたすらに待ち続けるのはこんなにも淋しいものとは。一人の男を愛し続け、待ち続ける人妻。人の妻であることも自分の鎧。
愛されたい・・愛されたい・・
欲望が高じ過ぎて、見ず知らずの男に抱かれることを決めた人の妻。乳房を揉みしだかれ、大事な所を口に含まれ、意に反して熱を帯び白の肌が赤く染まる時、彼女の中の女が蘇る。
|