どんなに奥様を愛していようとも、ほかの女性と遊んでみたいというのが男の悲しい性(さが)。ただし、その悪行が露見した際にはとんでもない修羅場が待ち構えていることは火を見るよりも明らかです。また、慎重に事を運び、「これならバレるはずがない」と思っていてもなぜかバレるのが浮気の不思議なところ。
タカをくくっていて痛い目に遭った男たちを何人も、私はこの目で見てまいりました。恥ずかしながらこの私も例外でもございません。
そこで、今回は家庭を壊さない遊び方をお教えしようと思います。
まずなんといっても、日ごろから奥様への愛情表現を欠かさないことです。愛されていないという不安は、女性の心に疑いの気持ちを芽生えさせるものです。いくら心の中で愛していても、その愛を表現しなければ女性は満足しません。
また、すでに愛情を失っていたとしても、家庭を守りたいのであれば、あなたの愛情を(たとえそれが偽りでも)態度で示さなければなりません。
といっても、そんなに大げさなことをしなくてもいいのです。数百円のものでいいので、花束やスイーツを奥様に買って帰えることです。
こう聞いて要領の悪い人は、浮気をした日に限って花束を買って帰ったりするのですが、これはもう目も当てられません。「今日、私は何か心にやましいことがあります」と言っているようなものです。
月に数回でいいので、普段からプレゼントすることを心がけましょう。細かい日々の積み重ねがあなたの身を守ってくれるのです。そして、逆に浮気をした日こそ、特別なことをせずに普段通りに振舞いましょう。
しかし、たとえ自分では普段通りのつもりでも、女性には何か違うと思われてしまうことがあります。いわゆる「女のカン」というやつです。身に覚えはありませんか?
「女のカン」は迷信でも都市伝説でもなく科学的に証明されています。女性の脳は左脳と右脳をつなぐパイプが太く、五感で得た情報をより多く分析できるようになっているのです。その代表が嗅覚です。男の鼻ではもう何のにおいの痕跡もないと思っても、女性の鼻にかかればプンプンとにおうのです。
浮気相手の香水、ホテルのボディソープの香料などはもちろんのこと、ある種の女性フェロモンにいたっては、女性にしか感じることができないというから驚きです。
浮気の後は直接家に帰らないことが鉄則。腰が軽くなって気も晴れやかになっていますので、そのまま家に帰れば、どうしても快活になってしまう。普段家であまり口を利かないあなたが、いつになく饒舌とくれば、奥様は「うん?」となること必定です。そこで焼鳥屋やパチンコ屋によって、上気した気分を落ち着かせ、かつ、煙やタバコのにおいを身にまとって、浮気のにおいをカモフラージュさせてしまうこと――これです。
もちろん自分の車に浮気相手を乗せるなどもってのほか。においが残るだけでなく、アクセサリーや髪の毛といった遺留品も危険です。浮気をしている女性の中には、わざと男の車の中にイヤリングを落としていくツワモノもいたりするのです。奥様と遊び相手の接点を作らないようにすることが肝要です。
そういった意味では携帯電話も落とし穴だらけです。発信着信の履歴、もらったり送ったりしたメール、これらを消去するだけでして安心いませんか? 予測変換で女性の名前が上位に来るのを見られたら一発でアウトですよ。
懸命な皆さんは、普段から心がけていらっしゃることと思いますが、油断は禁物。
「女のカン」を軽く見ないこと。これは、奥様のみならず、交際相手との接触でも同じことです。2重3重に迷彩を施してかろうじて「女のカン」に対抗できることを肝に銘じてください。
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